【山ごはん】のコーナーでは簡単に作れるレシピをご紹介します。今回は体の芯から温まる「キムチ鍋」です。奥多摩にある「川苔山」にて山ごはんにチャレンジしてきました。
川苔山でポカポカ温まるキムチ鍋をいただく
今回は、東京都西多摩郡奥多摩町にある川苔山(かわのりやま)へ、日帰り登山&山ごはんを楽しみに行ってきました。川苔山といえば、「百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)」が有名ですよね。今回はその氷瀑を見たくて訪れましたが、残念ながら完全には凍っておらず…。とはいえ、冬の凍った登山道にもかかわらず、山は多くの登山客で賑わっていました。
川苔山へのアクセスは、JR奥多摩駅からバスに乗り「川乗橋」で下車。そこから登山口に入り、頂上を目指します。山頂はそれほど広くはありませんが、ベンチが空いていれば山ごはんにもぴったりの落ち着ける場所です。
【山ごはん】キムチ鍋の材料と作り方
今回の山ごはんは、寒い季節にぴったりな「キムチ鍋」。材料はあらかじめ切って準備しておき、山では水とスープの素を入れて煮るだけ。体の芯から温まる、冬登山におすすめの簡単レシピです。
キムチ鍋の材料(二人分)

- 白菜 適量
- 豚肉(ロース) 適量
- しめじ 適量
- えのき 適量
- 鍋キューブ® ピリ辛キムチ 2個
- 水 500cc
※食材は食べやすい大きさにカットしていきましょう。
キムチ鍋の作り方

- 材料は事前に食べやすい大きさにカットし、準備していきます。
- 鍋(コッフェル)に全ての材料を入れ火にかけます。(約10分)
- 食材が柔らかくなったら完成です!
コツ・ポイント
食材は自宅であらかじめカットしておくと、山の上では火にかけるだけで済むのでとても楽です。今回はすべての具材をカットし、ジッパーバッグに入れて保冷剤と一緒に保冷バッグで持ち運びました。特に冬場は気温が低いため、簡易的な保冷でも十分。反対に、気温の高い季節には肉類は傷みやすいため避けるか、しっかりとした保冷対策をしたうえで持参するのが安心です。
また、スープには市販の鍋キューブ®を使うことで、軽量かつ味付け不要で手間も減らせます。寒い山の上では手早く作れて温まるレシピが何より嬉しいですね。
山ごはんを作った感想
寒さを見越してキムチ鍋を選びましたが、この日は風もなく穏やかで、山頂でも落ち着いて食事ができました。ピリ辛のスープが体にしみて、登りの疲れも癒されるような感覚でした。
鍋キューブ®は個包装で荷物にならず、味付けいらずで本当に便利。今回はキムチ味を使いましたが、ほかにも寄せ鍋や鶏だしなど種類が豊富なので、季節や気分に合わせて選ぶのも楽しみのひとつです。
作っている様子は動画の3分あたりからご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてください。
山ごはんに必要な道具
山ごはんを楽しむためには、最低限の道具が必要です。ここでは、実際に使って便利だったアイテムをご紹介します。