【山ごはん】のコーナーでは、簡単に作れておいしいレシピをご紹介しています。今回は、ずっと作りたかった「欲張りウインナー麺」をついに山で実現！
グツグツ煮込んだ麺に、ちょっと贅沢なウインナーをたっぷり投入。漫画『山と食欲と私』で主人公がこの一杯を幸せそうに食べるシーンが忘れられず、いつか作ろうと心に決めていました。
ようやくその時が来たので、さっそくご紹介します！
一度は作りたい「欲張りウインナー麺」
今回の山ごはんは、山好きなら一度は読んだことがある漫画『山と食欲と私』第1巻に登場する「欲張りウインナー麺」。主人公が「これが食べたかったんだ〜〜〜〜♥」と心から満足そうに食べる名シーンが印象的で、ずっと作ってみたいと思っていた一品です。
訪れたのは、西丹沢にあるミツバ岳。この時期だけ楽しめる「ミツマタ」の群生を見に行く山行でした。山頂ではゆっくり調理が難しかったため、場所を選んで落ち着いて作れるタイミングで実践しました。
ちょうど近くでは桜も咲いており、花を眺めながら春の空気とともに味わう“欲張りウインナー麺”は格別の一杯に。登山の締めくくりにぴったりの山ごはんになりました。
【山ごはん】欲張りウインナー麺の材料と作り方
今回の山ごはんは、シンプルながら満足感たっぷりの「欲張りウインナー麺」。ラーメンにウインナーを入れるだけの簡単レシピですが、山で食べるとその美味しさは格別。材料も少なく調理も手軽なので、初心者や時間がないときにもぴったりです。
欲張りウインナー麺の材料（一人分）
- マルちゃん正麺 醤油味 1袋
- 金のウインナー 4本
- 水 300ml
欲張りウインナー麺の作り方（所用時間：約7分）
- コッフェルに水を入れて沸騰させます
- 少し沸騰し始めたら麺を入れます
- 麺を少しほぐしてウインナー入れます
- グツグツと煮えてきたら完成です！
欲張りウインナー麺を作るコツ・ポイント
作り方はとても簡単です。お湯を沸かして、麺とウインナーを入れるだけ。水の量は通常400ml程度が推奨されていますが、スープを全部飲み干すのは大変なので300mlほどに減らすのがおすすめです。さらに少ない250mlでも問題なく作れますよ。なお、残ったスープは必ず持ち帰りましょう。自然の中に捨てるのはNGです。
使用するラーメンやウインナーは、お好みのものでOK。たとえばサッポロ一番の「塩ラーメン」や、もしあればとんこつ味もウインナーとの相性が良さそうです。本数も4本にこだわらず、自分が美味しく食べきれる分だけ入れてください。
欲張りウインナー麺を作った感想
今回は、密かに楽しみにしていたことが2つありました。ひとつは、念願だった「欲張りウインナー麺」をついに作れたこと。そしてもうひとつは、新しく導入したプリムスのバーナーが初登場だったことです。山ごはんの魅力は、食べるだけでなく“作る過程”にもあると改めて感じました。
漫画『山と食欲と私』に登場する山ごはんはどれも美味しそうで、つい真似したくなってしまいます。次は何を作ろうかな〜と考えるのもまた、楽しみの一つです。
インスタントラーメンにウインナーを加えるだけのシンプルレシピ「欲張りウインナー麺」。ぜひ、あなたも試してみてください。
当日の様子は動画にも収録していますので、よろしければそちらもご覧ください。
山ごはんに必要な道具（今回使用した調理器具）
これまで調理にはジェットボイルを使っていましたが、今回はプリムスのウルトラバーナーを初投入。ライター不要で着火できるのが新鮮で、ちょっと感動しました。
