登山ブランドの定番やトレンドは?人気アウトドアメーカー17選

登山を始める際、ザックやウェアなどの装備選びに悩むことが多いですよね。登山を快適にするためには、機能的でおしゃれな装備が欠かせません。今回は、定番アウトドアブランドの紹介とそのブランドの人気アイテムをご紹介します。自分好みの登山ブランドを探すヒントにしてください。

登山するなら知っておきたい定番ブランド

登山やアウトドア活動を快適にするためには、信頼できるブランドの装備が欠かせません。ここでは、登山するなら知っておきたい定番のアウトドアメーカーをご紹介します。

Mon-bell(モンベル)

Mon-bell

Mon-bell(モンベル)は日本発のアウトドアトップブランドで、「function is beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに製品を開発しています。1975年に大阪で設立されたモンベルは、登山用品を中心にキャンプギア、自転車用品、カヤックや釣り道具など、多岐にわたるアウトドアアイテムを展開しています。

モンベルの大きな魅力は、その高いクオリティとコストパフォーマンスです。製品の設計から製造、販売まで全てのプロセスを自社で行うことで、品質を保ちながら価格を抑えています。特に、環境への対応力が注目されます。

フリースは厚みや機能性の異なる8種類がラインナップされ、雨や雪、自然災害にも対応する設計が施されています。シュラフ(寝袋)も快適な睡眠を提供する高評価のアイテムです。

日本国内の登山ではモンベルの製品を使う人が多く、日本の気候や地形に適した信頼性の高いアイテムが揃っています。全国各地に店舗があり、手に取りやすいことも人気の一因です。登山だけでなくキャンプや日常生活でも活躍する多機能性とデザイン性が、多くのアウトドア愛好者に支持されています。

Mon-bell(モンベル)公式サイト

karrimor(カリマー)

karrimor(カリマー)は、1946年にイギリス・ランカシャーで創業されたアウトドアブランドで、「carry more(もっと運べる)」をブランド名の由来としています。クライマーや冒険家から信頼されており、リュックサックの豊富なラインナップが特徴です。

カリマーのリュックサックは背負いやすく快適なデザインが特徴で、背中や肩への負担を軽減するための工夫がされています。デイリーユースモデルは蒸れにくく軽量なメッシュパネル、登山モデルは立体的なパネルを採用しています。

また、使用シーンに応じた多彩な機能を持ち、登山用モデルでは外側のポケットが充実し、ビジネス向けモデルではノートパソコンを安全に持ち運ぶ機能が備わっています。豊富なサイズとカラーバリエーションも魅力で、デイリーユースから登山用まで、使用者のニーズに合わせて選ぶことができます。

karrimorの製品は、高い機能性とデザイン性で、多くのアウトドア愛好者に支持されています。

karrimor(カリマー)arrimor公式サイト

Mammut(マムート)

Mammut(マムート)はスイス発のプレミアムアウトドアブランドで、1862年に創業されました。最初は農業用ロープの製造から始まりましたが、後にクライミング用ロープや登山用品に進出しました。特に「EIGER EXTREME」シリーズは、ヒマラヤの過酷な環境でも使用されるほど高い信頼性を誇ります。

Mammutの製品は、その高い機能性とデザイン性で知られており、日本人の体形に合うサイズ展開のプロダクトもあり、フィット感が抜群です。軽量で温かいフリース「ゴブリンジャケット」や高性能な登山靴は特におすすめです。

マムートの代表的なアイテムには、防水透湿性素材ゴアテックスを使用したハードシェルジャケットや、世界初のソフトシェルジャケットがあります。軽くて暖かいフリースや、フィット感の高いバックパックも多くのユーザーに支持されています。特にダウンジャケットは900フィルパワーの高品質な羽毛を使用しており、軽量で保温性に優れています。

また、Mammutはスイスブランドらしいシンプルで洗練されたデザインが特徴で、普段使いも可能です。豊富なカラーバリエーションと幅広いラインナップで、登山だけでなくハイキングやタウンユースにも対応しています。ロゴのマンモスは特徴的で、Mammutのシンボルとして親しまれています。世界中の冒険家や登山家から信頼を得ており、その高い品質と耐久性が多くのユーザーに愛されています。

Mammut(マムート)公式サイト

Millet(ミレー)

Millet(ミレー)は、1921年に設立されたフランスの老舗アウトドアブランドです。最初は軍事用援助物資を入れるバッグの製造から始まりましたが、強固なフレームのザックやショルダーバッグを開発し、1950年に人類初の8,000メートル峰アンナプルナの登頂に成功したフランス登山隊がMilletのザックを使用したことで、ブランドの名声は一気に広まりました。

Milletの信念は、「革新を続け、責任ある取り組みを行い、山岳コミュニティの進化と共にその要望に応え続ける」ことです。この信念をもとに、Milletは常に高品質な製品を提供し続け、多くの登山家やアウトドア愛好者に支持されています。

そのシンプルで洗練されたデザインが特徴で、中高年を中心に支持を得ています。特に「白」のウェアは他のブランドにはない独特のスタイルとして人気です。また、最近ではドライナミックメッシュという快適で機能的なアンダーウェアが注目されています。

Milletの製品は、機能性とデザイン性の両方を兼ね備えており、高品質なザックやウェアは過酷な環境でも信頼できるパートナーとして多くの登山家に愛用されています。

Millet(ミレー)公式サイト

The North Face(ザ・ノースフェイス)

The North Face(ザ・ノースフェイス)は、米国サンフランシスコで1960年代にダグ・トンプキンスによって創業された世界的なアウトドアブランドです。その名の通り、険しい北壁を登攀するのに耐えうる優れた製品を提供しています。ブランドは常に高機能を追求し、妥協のない製品開発を行っています。

シェラ・パーカーや世界初のドーム型テント「オーバルインテンション」を開発したことで有名です。特にマウンテンパーカーは、機能性とファッション性を兼ね備えており、登山だけでなく普段の防寒着としても人気があります。また、リュックのラインナップも豊富で、ビジネスシーンでも違和感なく使用できるモデルが揃っています。

ザ・ノースフェイスの製品は、テクノロジーの限界に挑戦し続ける姿勢から、世界中のアウトドア愛好者やプロフェッショナルに高く評価されています。環境への配慮や持続可能な製品開発にも力を入れており、ブランドのミッションとして「最小限のエネルギーと物質で最大限の機能を引き出す」ことを掲げています。

その象徴的なロゴとともに、ザ・ノースフェイスはアウトドア用品の定番ブランドとして、多くの人々に愛されています。

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THE NORTH FACE(ザノースフェイス)

The North Face(ザ・ノースフェイス)公式サイト

Columbia(コロンビア)

Columbia(コロンビア)は、1938年にアメリカのオレゴン州で設立されたアウトドアブランドです。創業当初は帽子問屋として始まりましたが、スキーグローブやフィッシングベストなどを開発し、現在では多岐にわたるアウトドア製品を展開しています。特に防水性と耐久性に優れた製品が多く、アウトドア愛好者から高く評価されています。

Columbiaの歴史は多くの困難を乗り越えてきました。創業者ポール・ラムフロムの後を継いだガート・ボイルとその息子ティム・ボイルは、会社を再建し、1980年代には画期的なインターチェンジシステムを開発しました。このシステムはジャケットを3通りに着こなせるもので、多くのアウトドア愛好者に支持されています。

また、独自のオムニテックやオムニヒートといったテクノロジーを活用し、悪天候でも快適に過ごせる製品を提供しています。オムニヒートはアルミを使った保温技術で寒冷地でも暖かさを保ち、オムニシールドは高い速乾性と雨や汚れに強い特性を持っています。

コロンビアの製品はその高い機能性とデザイン性から、アウトドアシーンだけでなく街中でも人気があります。価格が比較的リーズナブルで、初心者からベテランまで幅広いユーザー層に支持されています。

Columbia(コロンビア)公式サイト

Marmot(マーモット)

Marmot(マーモット)はアメリカの有名なアウトドアブランドで、ゴアテックス素材を初めて使用したことで知られています。創業以来、登山用品やアウトドア製品の開発において革新を続け、日本市場でも日本人の体形に合うサイズ展開で多くのファンを獲得しています。

Marmotの製品は高機能でありながら手頃な価格で提供され、「登山用品のユニクロ」とも称されています。特に人気が高いのは、最高級ダウンを使用したダウンジャケットで、軽量かつ高い保温性を持っています。

ブランド名は、社交的なリス科の動物「マーモット」に由来し、その耐久性と機能性を誇ります。世界中の冒険家や登山家から信頼され、極限の環境下でも使用できる製品を提供しています。現在、Marmotの製品は世界27カ国で販売されており、アウトドアだけでなく街中でもスタイリッシュに使えるアイテムとして人気です。

Marmot(マーモット)公式サイト

Patagonia(パタゴニア)

Patagonia(パタゴニア)は、環境に配慮した製品づくりで知られるアウトドアブランドです。創業者のイヴォン・シュイナードが1973年に設立し、クライミングやサーフィン、トレイルランニングなど、アウトドアスポーツを中心に多岐にわたる製品を提供しています。

パタゴニアの製品は、高性能な防水透湿素材を使用したレインウェアや耐久性に優れたアウトドアギアが特徴です。また、リサイクル素材を積極的に採用し、環境への負担を減らすことに注力しています。デザインはシンプルでスタイリッシュであり、アウトドアシーンだけでなく日常生活でも愛用されています。

パタゴニアの歴史は、シュイナードがクライミング用のピトンを自ら製造・販売し始めたことから始まります。環境への配慮から、ピトンの製造をやめ、より自然に優しい用具の販売にシフトしました。パタゴニアというブランド名は、南米の「パタゴニア」地方にちなんで名付けられ、地球の果てや氷河に覆われた山岳のイメージを持っています。パタゴニアは、環境保護を企業の使命とし、製品の製造過程や素材選びにおいても環境への影響を最小限に抑える努力を続けています。

人気アイテムには、防風フィルムを施したフリースジャケット「レトロXジャケット」や、防水性と防風性に優れ、コンパクトに収納できる「トレントシェルジャケット」、軽量で暖かい「ダウン・セーター」などがあります。パタゴニアは「1% for the Planet」プログラムの一環として、売り上げの1%を自然環境の保護・回復のために寄付しています。このように、パタゴニアは高品質なアウトドア製品を提供すると同時に、環境保護活動にも力を入れているブランドとして、多くのアウトドア愛好者から支持されています。

Patagonia(パタゴニア)公式サイト

デザインや軽さを重視した登山ブランド

最近のアウトドア市場では、「ミニマリズム」や「ウルトラライト」というトレンドもあり、デザイン性と軽量性を重視した登山ブランドが注目されています。高機能性を保ちながらも、ファッション性を両立させたアイテムが揃っており、アウトドアシーンやタウンユースでも活躍できます。

yamatomichi(山と道)

山と道は、2011年に夫婦で設立されたハイキングメーカーで、軽量で機能的なバックパックやサコッシュを提供しています。「ウルトラライトスタイル」を信条とし、軽量なギアで山を楽しむことを提案しています。

ブランドの発端は、創立メンバーである夏目夫妻が自分たちのための道具作りを始めたことにあります。既存のアウトドアブランドに満足できなかった二人は、自分たちの理想を具現化するために山と道を立ち上げました。特に「ウルトラライトスタイル」にこだわり、軽量なギアで快適に山を歩くことを重視しており、ハイカーだけでなく耐久レースの参加者からも支持されています。

山と道の代表作である「ONE」や「UL PAD 15」は、軽量性と機能性を両立させた製品として多くのユーザーに愛用され、鎌倉や京都でのイベント開催や独自のカスタムオーダーサービス、定期的に開催されるイベントやワークショップを通じて、アウトドア愛好者との絆を深めています。

山と道の製品は、常にユーザーのフィードバックを製品改良に反映させ、その機能性とシンプルなデザインから、幅広いアウトドアシーンで利用されています。

yamatomichi(山と道)公式サイト

and wander(アンドワンダー)

and wanderは、2011年に日本で誕生したアウトドアブランドで、ファッション性と機能性を融合させたデザインが特徴です。デザイナーの池内啓太さんと森美穂子さんがISSEY MIYAKEでの経験を活かし、山で感じた感覚をもとにアウトドアウェアやギアを提案しています。

撥水加工したエアバッグ生地やシルナイロン、コーデュラなどのハイスペックな素材を積極的に取り入れ、デザインと機能性を両立させ、日本のブランドならではの細やかな気配りが随所に見られ、使い勝手の良さが支持されています。

さらに、キャンプコレクションの展開や、レンタルサービスの提供など、新しい試みに挑戦しており、ユーザーが実際に製品を試してから購入することができる体験も提供。近年では海外からも支持されており、アウトドアとファッションの架け橋となるブランドとして、注目されています。

and wander(アンドワンダー)公式サイト

RIDGE MOUNTAIN GEAR(リッジマウンテンギア)

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RIDGE MOUNTAIN GEAR(リッジマウンテンギア)は、山で過ごす時間や日常生活をシンプルにするための道具を提供する日本のアウトドアブランドです。ブランドの起源は、自分自身のために作った山道具が評価され、需要が増えたことに始まります。現在、神奈川県逗子市にあるアトリエで、丁寧に作られたアイテムを提供しています。

ブランドのコンセプトは、山と日常の境界をなくすことであり、山でも街でも違和感なく使用できるギアを作ることを目指しています。特に、サコッシュやバックパックは、山でも日常でも使えるデザインと機能性を兼ね備え、現在では、ハイカーウォレットやサコッシュ、バックパックなど多様なアイテムを展開しています。

RIDGE MOUNTAIN GEARのアイテムは、自分が欲しいもの、身につけたいものを作るという信念のもと、高いクオリティを追求して製作。素材選びやミシンのピッチ、糸の種類など細部にまでこだわり、耐久性とデザイン性を両立させた製品を提供しています。製品の製造過程や手間暇をユーザーに伝えることで、サステイナブルなモノづくりを実現しています。

RIDGE MOUNTAIN GEAR(リッジマウンテンギア)公式サイト

atelierBluebottle(アトリエブルーボトル)

atelierBluebottle(アトリエブルーボトル)は、2013年に東京で設立されたアウトドアブランドです。創業者のデザイナー夫婦は、10年以上にわたるバッグ業界での経験を活かし、ウルトラライトのバックパックや小物の製作販売を行っています。彼らの製品は、軽量性だけでなく、シンプルなデザインと機能性を追求した結果です。

atelierBluebottleのアイテムは、全ての製品を自分たちで製作することで、本当の意味での丁寧な物作りにこだわっています。素材も日本国内外から厳選し、最高のものを使用。特に「MOUNTAIN NEVERLAND by atelierBluebottle」として知られるタグは、製品に対する信念と情熱を象徴しています。また、量産品としてではなく、特別な一品としての価値を持たせるため、自分たちの目の届く範囲で製作を続けています。

atelierBluebottle(アトリエブルーボトル)公式サイト

Zpacks(ゼットパックス)

Zpacks(ゼットパックス)は、2005年にアメリカ・フロリダ州で創業されたアウトドアブランドです。創業者のJoe Valeskoは、アパラチアン・トレイルに挑戦する際、長距離・長期間のトレッキングに耐えうるバックパックを探していましたが見つからず、自宅のガレージで自作したことがブランド設立のきっかけとなりました。

Zpacksの代名詞とも言えるのが、Dyneema Composite Fabric(ダイニーマ)素材の使用です。この超軽量で頑丈な素材は、長距離トレッカーの間で高く評価されています。Zpacksは、他にも様々な高品質素材を用いた製品を展開しており、その革新的なデザインと軽量化への取り組みで「ウルトラライトの王様」として知られています。

フレームを無くし極限まで軽量化を図ったバックパック「SubNero(サブニーロ)」は、容量30Lでありながら、総重量はわずか275g(マットを抜けば247g)という驚異的な軽さを実現しています。Zpacksは、その軽さと強さを両立させた製品で、ウルトラライトスタイルの進化を最前線で牽引し続けるブランドです。

Zpacks(ゼットパックス)公式サイト

MOUNTAIN ROVER(マウンテンローバー)

MOUNTAIN ROVER(マウンテンローバー)は、2014年に韓国でMinhwan Kimによって創業されたULハイキングブランドです。創業者のKimは、JOHN MUIRの自然哲学に強く影響を受け、ミニマリズムを追求する製品を展開しています。彼はデザイナーとしての経験を持ち、自分の理想に合う製品が市場にないことに気付き、ブランドを立ち上げました。

MOUNTAIN ROVERの製品は、その名の通り「Insanely Simple Gear」をコンセプトに、軽量でシンプルながらも実用的で機能的なデザインが特徴です。特に、初期の製品である「Tarsier」は、木にぶら下がるメガネザル(Tarsier)の形に似ていたことから命名されました。このバックパックは、自然に溶け込むカラーリングとシンプルなデザインで、多くのアウトドア愛好者に支持されています。

製品ラインナップはバックパックからアクセサリーまで幅広く、登山だけでなく日常生活でも使えるデザインが魅力です。例えば、「Tarsier Pro」は60Lの大容量でありながら、アルミフレームを内蔵し、重量は約1,200gと軽量です。長期縦走やロングトレイルに適しており、重い荷物をしっかりと安定させることができます。「Tarsier 40」はフレームレスで、より軽さを求めるトレッカーに最適です。これらの製品は、シンプルさと機能性を兼ね備え、快適なトレイルハイキングをサポートします。

MOUNTAIN ROVER(マウンテンローバー)公式サイト

CAYL(ケイル)

CAYL

CAYL(ケイル)は、2011年にデザイナーのEuijae Lee(イ・ウィジェ)氏によって設立された韓国のアウトドアブランドです。もともと自動車メーカーのエンジニアであったLee氏は、クライミングが趣味で、自分が着たいと思うウェアを自作し始めたことがブランドの始まりです。

当時のクライミングウェアは細身でタイトなものが多かったため、彼は普段着に近いゆったりとしたシルエットのウェアを制作しました。このウェアはクライマー仲間にも好評で、その後、ハイキングやトレイルランニングなどのアクティビティに対応するアイテムも展開し、現在ではトータルでアウトドアアイテムを提供するブランドとして成長しました。

CAYLの特徴は、タウンユースでも使えるデザインと機能性の両立です。ブランドコンセプトである“climb our LIFE”の通り、アウトドアアクティビティだけでなく、日常生活でも活用できるアイテムを提供しています。軽量性を重視しつつも、ポケットやパーツ類を必要に応じて配置し、使いやすさを追求したデザインが特徴です。また、韓国国内の工場で製品を丁寧に作り上げることで、クオリティコントロールを実現しています。

CAYLの製品は、企業努力によって手に取りやすい価格が魅力です。欧米系アウトドアガレージブランドの製品が高騰している中で、CAYLはコストパフォーマンスの高い製品を提供しています。定番の「Mari Roll Top」など、多彩なアイテムが揃っており、汎用性の高いデザインが人気を集めています。

CAYL(ケイル)公式サイト

Okara(オカラ)

Okara(オカラ)は、「山にも街にも馴染むもの」をコンセプトにした日本発のブランドです。創設者の新田あい氏は、モデルとしてのキャリアを積みながら、山登りの魅力に引かれ、月に一度はアルプスや里山へ足を運ぶようになりました。この経験から生まれたブランドは、山と街の両方で使えるアイテムを追求しています。

Okaraの製品はメイドインジャパンにこだわり、信頼できる職人と綿密な打ち合わせを重ね、納得のいくデザインとクオリティを実現しています。フィールドテストを通じて実用性を確認し、長く使い続けられる製品として提供しています。山でも街でも自然に溶け込むデザインと、高い品質が特徴です。

Okara(オカラ)公式サイト

ACTIBASE(アクティベース)

ACTIBASE

ACTIBASE(アクティベース)は、2017年に誕生したアウトドアブランドで、「非日常を日常へ」をコンセプトに、日常とフィールドをボーダレスにつなぐバックパックやウェアを展開しています。2016年に始まった登山コミュニティから生まれたこのブランドは、創業者が自分自身のアウトドア経験を活かし、ユーザーが「これを使いたいから外に出よう」と思えるようなアイテムを提供しています。

特に人気の「I.D. backpack」は、全て手作業で作られ、買った人が自分の相棒として愛用できるようデザインされています。このバックパックは、日帰りから小屋泊、ウルトラライトなテント泊まで対応し、ロールトップ型で容量の調整が可能なX-pac素材を使用しています。中央のファスナーで上下から内部にアクセスでき、外側の大口メッシュポケットや夜間視認性を高めるリフレクターゴムも装備されています。これらの機能とデザインにより、ACTIBASEの製品は使いやすさと軽量さを兼ね備え、多くのユーザーに愛されています。

ACTIBASE(アクティベース)公式サイト

あなただけのお気に入りの登山ブランドを見つけよう

お気に入りの登山ブランドを見つけるためには、自分の登山スタイルやニーズに合うブランドを選ぶことが重要です。登山装備の機能は近年飛躍的に向上しており、デザイン性にこだわったアイテムも多く登場しています。選ぶ際のポイントとしては、「価格とのバランス」を軸に「見た目の好み」「着心地感」など、自分の身体や目的に合うアイテムを探しましょう。

これから本格的に登山を続ける場合は、登山三種の神器と呼ばれる「登山靴」「ザック」「レインウェア」の三つは特に良いものを。選ぶブランドによっては、高い投資になるかもしれませんが、良い装備に投資することで、登山の楽しみが倍増し、自然の中での時間がより充実したものになります。

お店で購入する場合は、店員さんに詳しく相談してみましょう。製品知識が豊富で、最適な装備を提案してくれます。また、通販での購入を考えている場合は、ウェアやギアに詳しい仲間にアドバイスを求めるのも良い方法です。実体験に基づく意見は、何よりも参考になります。自分だけのお気に入りのブランドを見つけて、快適で楽しい登山を楽しんでください。

初心者で何から買って良いのかわからない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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